家のテイストにはさまざまな種類がありますが、その中に「南欧風」と呼ばれるものがあります。
このテイストはどのようなものなのでしょうか。
また、南欧風の外構にするためにはどうすれば良いのでしょうか。
南欧風について気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
□南欧風とはどのようなもの?
南欧とは、ギリシャ・イタリア・フランス南部・スペインなどの地中海のリゾート地のことを指しており、南欧にある家をイメージして建てられた家のことを「南欧風の家」と呼んでいます。
南欧風ではなく、プロヴァンスやスパニッシュなど、地名にちなんだ呼び方をする場合もあります。
南欧の家は、断熱性の高い瓦や白い外壁を取り入れることが多く、道路に面している窓を小さくしたりオーニングをつけたりして、遮熱する工夫を凝らしている特徴があります。
□南欧風の外構にするためにはどうすれば良いの?
家全体を南欧風にするのではなく、外構のみを南欧風にしたいとお考えの方も多いでしょう。
ここからは、南欧風の外構にするためのポイントを3つ紹介します。
1つ目は、素材にこだわることです。
南欧風の庭やアプローチは、自然素材を使用することでおしゃれになります。
例えば、レンガ・天然乱形石・ピンコロ石・枕木・漆喰・ジョリパットなどで、これらの素材は床面や壁面など、あらゆる場所に使用できます。
2つ目は、ナチュラルな色合いにすることです。
南欧風の外構は、イエロー・ベージュ・ブラウンなどの自然に存在する優しい色合いを使用する特徴があります。
そのため、南欧風にしたい場合は、青や赤などのはっきりとした色は避け、ナチュラルな同系色でまとめることがおすすめです。
強いカラーを使用したい場合は、門柱灯やポストなどにアクセントとして取り入れると良いでしょう。
3つ目は、木目をアクセントで取り入れることです。
ナチュラルな色合いにマッチする木目アクセントを取り入れると、南欧風の外構に仕上がります。
木材の中にも多くの種類がありますが、枕木の場合はアンティーク感があって南欧風と相性が良く、アプローチや目隠しなど、使い方のバリエーションが豊富です。
シロアリの被害やメンテナンスが心配な方は、樹脂やアルミの擬木を使用すると良いでしょう。
□まとめ
南欧風の家とは、言葉の通り、南欧にある家をイメージして建てられた家のことを指しており、断熱性の高い瓦や白い外壁を取り入れることが多いです。
また、この記事では南欧風の外構にしたい方へ、どのようなポイントを意識すれば良いのかについて解説しました。
外構について気になることがある方は、ぜひ当社までお問い合わせください。