庭に木を植えるとシンボルツリーになりますし、緑に癒される空間を創り上げることが叶います。
しかし、葉が落ちたら掃除をする必要があり、成長し過ぎたら剪定しなければなりません。
身体の負担になることが多いので、慎重に検討したい所ですよね。
そこで今回は、手入れの楽な庭木をご紹介します。
ぜひご覧ください。
□手入れの楽な庭木を選ぶには「常緑樹」がキーワード!
手入れの楽な庭木を選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえておく必要があります。
・生育環境
・成長後の大きさ
・庭木を植える目的
庭木にはそれぞれ特徴があり、得意とする環境が異なります。
暑さに強いのか、日陰が苦手なのか、適した気温は何度かなど、ご自身の住む地域の環境に適しているかをよく考えなければなりません。
また、庭木によっては非常に背の高くなる種類もあります。
あまりに大きくなると剪定が大変ですし、栄養を吸い取り過ぎて他の草木に影響を与えてしまう可能性も考えられます。
成長後の背の高さやサイズ感をあらかじめ確認しておき、ご自宅の庭に適しているかを判断しましょう。
そして、最後の庭木を植える目的ですが、それはご家庭によってそれぞれだと思います。
シンボルツリーにしたかったり、はたまた目隠しにしたかったり、おしゃれなガーデニングをするためであったり、その目的によって適した庭木の種類があることを覚えておきましょう。
手入れの楽な庭木を選ぶには、常緑樹にするのがおすすめです。
常緑樹は一年中葉が生えているので、落葉樹のように季節によって葉を落とすようなことはありません。
落葉樹も風情があって良いのですが、手入れの楽さでいうとやはり常緑樹の方が良いでしょう。
□おすすめの常緑樹をご紹介!
手軽に外観をグレードアップするには、先ほどご紹介したポイントを押さえた上で、常緑樹を選ぶことをおすすめします。
比較的育てやすく、見栄えの良い常緑樹やその特徴は以下の通りです。
・オリーブ:新緑の細かな葉と白い幹が特徴的。剪定に工夫が必要。
・シラカシ:細い葉でどんぐりがなる。イラガには注意。
・赤松:和風洋風どちらにも合う松の木。樹皮は赤色。
・月桂樹:香辛料ローリエの元。虫が寄り付きにくい。
・アラカシ:シラカシより葉が大きい。イラガには注意。
・シマトネリコ:明るい緑の細かい葉が特徴。丈夫で虫にも強いが、大きくなりやすい。
・ナンテン:赤い実ができ、葉も色づく。横に大きくなることがある。
簡単ではありますが、その特徴も合わせてまとめてみました。
どれか気になる庭木はありましたか。
先ほどのポイントを押さえながら、ご自宅に合った庭木はどれか考えてみてくださいね。
□まとめ
今回は、手入れの楽な庭木をご紹介しました。
庭木を選ぶ際は、生育環境や成長後の大きさ、庭木を植える目的をしっかりと確認しておく必要があります。
手入れの楽な庭木には常緑樹がおすすめですが、種類によっては害虫対策や剪定が必要なものもありますから、必ず特徴を理解した上で選択してくださいね。