住宅街を見ても、カーポートの種類は本当に様々ですよね。
柱の位置や屋根の形、素材など、車の出し入れがしやすくてデザイン性もばっちりのカーポートはどのようにして選ぶのでしょうか。
今回は、失敗しないカーポートの選び方をご紹介します。
□カーポートの種類は素材で考える!
カーポートは、形状やデザインが本当に様々です。
柱が片側にあるタイプや後ろにあるタイプ、屋根も平面型やラウンド型などたくさんあるので、ここでは素材による種類をご紹介したいと思います。
では、構造体、屋根の2つに分けて見ていきましょう。
*カーポート構造体の素材
カーポート構造体には、アルミとスチールが用いられることが一般的です。
アルミはカーポートの構造体の素材として最も用いられることが多く、軽くて丈夫で錆びにくいメリットがあります。
一方でスチールは、アルミよりも安価で丈夫ですが、錆びやすいので塗装などのメンテナンスに少し手間がかかります。
*カーポートの屋根の素材
カーポートの屋根の素材には3つの素材が用いられます。
1つ目は、ポリカーボネートです。
色や形状のバリエーションが豊富で、様々なデザインを楽しめる屋根素材です。
弾力性が高く、日差しにも強い丈夫な素材なので、最も用いられています。
2つ目は、アルミです。
柱にもアルミの素材をご紹介しましたが、軽くて丈夫で錆びにくい素材です。
柱と統一すればスタイリッシュなデザインを楽しめます。
3つ目は、スチールです。
こちらも柱の素材でご紹介しましたね。
スチールは折り曲げることで非常に強度を高められます。
そのため、豪雪地帯などでよく使用される素材です。
□失敗しないカーポートの選び方は?
まずは、お持ちの車の大きさや台数を確認しましょう。
幅や奥行きだけでなく、高さも測るのを忘れないでくださいね。
カーポートの高さは標準220cm、ハイルーフ250cm、ロング280cmに分けられます。
車の上にキャリアーを載せていない限りは、ハイルーフで十分です。
カーポートの幅は、1台用でも240cmから330cmと様々です。
ゆとりを持って駐車したいなど、ご自身のお好みで選ぶと良いでしょう。
奥行きは、車を縦列駐車したい場合には大きい幅のタイプを選ぶ必要があります。
トランクを開けた時に当たらないように注意してください。
カーポートの柱には、片側・両側・背面・後方の4つのタイプがあります。
駐車と乗り降りがしやすいのは背面・後方タイプですが、柱の位置が家の窓にあると家の中が暗くなってしまうので注意が必要です。
やはり強度が強いのは両側タイプですので、豪雪地域ではこちらを選ぶと安心でしょう。
カーポートの屋根には、アール型とフラット型があります。
アール型はなだらかなカーブを描いた屋根で、柔らかい印象を抱くデザインです。
ナチュラルな外観の家によく似合いますが、雨風が侵入しやすい点がデメリットとして挙げられます。
フラット型は真っ直ぐ一直線上な屋根で、モダンでスタイリッシュな外観によく似合います。
雨風の侵入には強いのですが、アール型よりも値段が少し高いのが難点です。
色を選ぶ際は、住宅の外観に合わせると統一感が出て、ぐっとおしゃれに見えるデザインになります。
無理に車の色に合わせる必要はありません。
迷った時にはシルバー系のカーポートを選ぶことをおすすめします。
汚れや傷が目立ちにくく、色としての主張も少ないので、どのようなデザインにも馴染みます。
□まとめ
今回は、カーポートの選び方をご紹介しました。
カーポートには様々な種類があって迷ってしまいますが、必ずあなたの車と家にピッタリのデザインが見つかります。
まずは様々なデザインのカーポートを見て、お好みの物を探してみましょう。
この記事がお役に立てたら幸いです。