石を張るだけで明るい雰囲気を出せることから、乱形石を使った舗装をする方が多くなりました。
しかし、そもそも乱形石とは何か、乱形石を使った舗装のどこが良いのかと思う方もいるでしょう。
そこで今回は、乱形石を使った舗装についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧下さい。
□乱形石を使った舗装とは?
乱形石を使った舗装のことを乱形石張りと呼びます。
乱形石張りは、大小さまざまな大きさに割った天然の石材である乱形石を隙間無く並べられることが特徴です。
濃淡のある石材を組み合わせれば、人工物だけでは表現できない豊かな表情や美しさを引き出せます。
また、乱形石に用いる石材の種類はかなり豊富であるほか、色の組み合わせや職人が1つ1つ手作業で割って敷き詰める形の違いなどから、世界に1つだけの舗装面に仕上げられます。
□乱形石張りのメリットとデメリットについて!
ここまでは、乱形石を使った舗装のことである乱形石張りとは何かについて紹介しました。
乱形石張りがどのようなものか分かったかもしれませんが、実際になぜ乱形石を使って舗装するのかと疑問を抱く方も多いはずです。
そこでここでは、乱形石張りのメリットとデメリットについて紹介します。
*乱形石張りのメリット
1つ目は、庭に彩りが出ることです。
乱形石の色を大きく分けると、イエロー~オレンジ系、ホワイト系、ブラック系の3つに分けられます。
この中でもイエロー~オレンジ系の舗装は、ナチュラル系の雰囲気を出したい時にはおすすめです。
また、芝生や植栽との相性も良く、人気の色となっています。
味気ない庭にしたくない場合は彩りが出る乱形石張りにしましょう。
2つ目は、温かみを感じられることです。
乱石1つ1つ形が違ったり、大きさが違ったりするので、自然素材ならではの温かみを感じられます。
無機質な庭に少し取り入れるだけで、劇的に温かみのある庭になることもあります。
*乱形石張りのデメリット
1つ目は、職人の腕に左右されやすいことです。
乱形石張りはプロでも上手に施工できる方は限られているため、あまり経験のない業者にお願いしたらイマイチだったという声もあります。
簡単にやり直しできるものでもないので、施工してもらう業者は十分に考えて選ぶようにしましょう。
2つ目は、石が割れる可能性があることです。
乱形石の厚みはバラバラであるので、下地をしっかりしていたとしても割れる可能性はあります。
特に、駐車場のような重量のあるものが乗るような場所では、石が剥がれやすいため注意しましょう。
◻まとめ
乱形石を使った舗装のことを乱形石張りと言います。
乱形石張りには庭に彩りが出たり、温かみを感じられたりなどのメリットがある一方で、石が割れる可能性があるといったデメリットも存在します。
当社では、デメリット対策にもなるように地域環境に合わせてメンテナンスや維持を考慮した外構プランをご提案致しますので、お気軽にご相談下さい。