外構のアプローチは住まいを印象づける役割があります。
最近では、メンテナンスが楽といった理由からコンクリートを使ったアプローチを採用している方が多くいます。
そこで今回は、外構のアプローチにコンクリートを使うメリットと外構のアプローチをおしゃれにするポイントについて紹介します。
□外構のアプローチにコンクリートを使うメリットについて!
1つ目は、デザイン性が高いことです。
駐車場で使われることが多いコンクリートはデザイン性が高く、さまざまな形状で使用できます。
四角い形状のコンクリートをイメージする方が多いですが、流れるような曲線のアプローチの形にもできます。
2つ目は、コストを抑えられることです。
コンクリートは、コストパフォーマンスに優れています。
3つ目は、耐久性が高いことです。
コンクリートの耐用年数は約15年と言われていることや、重量のある車が走る道路にも使われていることから耐久性が高いことが分かります。
しかし、コンクリートはひび割れしやすいことが懸念点です。
そのため、施工する際はワイヤーメッシュを入れてひび割れを防止することをおすすめします。
4つ目は、耐火性が高いことです。
コンクリートは耐火性にも優れています。
自宅や近隣で火事があったとしてもコンクリートは耐火性が高いため燃えにくく、燃え広がることを防止できます。
5つ目は、掃除しやすいことです。
レンガやタイルなどは、目地にゴミが入って取りにくくなる場合もありますが、表面が硬く、平らに施工されているコンクリートは掃除しやすいです。
ゴミや落ち葉があったとしても簡単かつ素早く掃除できるため、メンテナンスの手間がかかりません。
□外構のアプローチをおしゃれにするポイントについて!
1つ目は、アプローチの幅です。
敷地状況によって確保できるアプローチのスペースが異なるため、アプローチの幅には基準がありません。
約0.6mの幅があれば日本人は通れるとされていますが、実際にはかなり狭く荷物を持ったり、すれ違ったりする動作を考えて約1.2mの幅をもたせることをおすすめします。
2つ目は、アプローチを曲線に仕上げることです。
アプローチを玄関の正面に設けると、玄関扉を開けたときに家の中が丸見えになります。
敷地が狭い場合は、玄関と門の位置を少しずらすだけで奥行きや空間の広がりを感じさせておしゃれな雰囲気を出せるほか、家の中の様子が見えず防犯対策にもつながります。
3つ目は、建物とアプローチの色調を揃えることです。
アプローチを計画する際は、建物とアプローチの色調を揃えて全体のバランスを考えるようにしましょう。
外壁や屋根などの建物とアプローチの統一を意識するだけで仕上がりに落ち着きが生まれます。
◻まとめ
今回は、外構のアプローチにコンクリートを使うメリットと外構のアプローチをおしゃれにするポイントについて紹介しました。
コンクリートを使うメリットは、デザイン性が高いことやコストを抑えられるなどが挙げられます。
紹介したポイントを参考にして外構のアプローチづくりの際に役立てて下さい。