「外から玄関が丸見え」
「玄関ドアを開けると、リビングまで丸見えになってしまう」
住宅に関する悩みの中には、こうした悩みもあります。
見知らぬ人にプライベートな空間を見られることは、誰もが避けたいことでしょう。
そこで今回は、玄関が外から丸見えになる場合の対策方法をご紹介します。
□玄関丸見えを防ぐには玄関前の目隠しが必要
「玄関ドアを開けると道路の通行人と目が合ってしまう」
「日々の出入りを外の人に見られる」
こうしたことでストレスを感じる方は少なくありません。
このように玄関が丸見えになってしまうのを避けるには、玄関前に目隠しのフェンスなどを設置することが有効です。
目隠しのフェンスがあれば、道路側からの視線を気にすることなく出入りができます。
プライバシーの不安を取り除く上でも重要です。
また、小さなお子様がいらっしゃるご家庭の場合は、子供の飛び出し対策としても目隠しフェンスは有効です。
玄関ドアを開けたとき、子供は勢い余って道路まで飛び出してしまうことがあります。
そんなときに、もし車が通りがかれば、事故になりかねません。
玄関前に目隠しとなるフェンスや塀があれば、まっすぐ飛び出せなくなるため、そのような事故のリスクも下げられるでしょう。
子供の安全面においても、目隠しは有効です。
□玄関から室内が丸見えになる場合の対策は?
外から玄関が丸見えになる問題に付随して、「玄関から室内までが丸見えになる」という問題が起こる場合もあります。
玄関を開けたとき、室内まで外から丸見えになってしまっては、玄関を気軽に開けられなくなってしまうかもしれません。
そういったことを防ぐ対策としては、3つが挙げられます。
1つ目は、収納棚で隠すことです。
大きな収納棚を設置することで、目線を遮りつつ、収納も確保できます。
2つ目は、ストリングのれんで隠すことです。
ストリングのれんとは、細く編まれた複数のヒモを天井から吊るす、透過性のある暖簾(のれん)を指します。
おしゃれなインテリアアイテムとしてもおすすめです。
3つ目は、大きな観葉植物で隠すことです。
玄関の手前に大きめの観葉植物を置けば、しぜんとそれが注目され、さりげなく視線をブロックできます。
□まとめ
今回は、外から玄関が丸見えになることを防ぐ対策と、玄関から室内が丸見えになる場合の対策について解説しました。
外からの視線を防いで、プライバシーを確保できる玄関づくりを目指しましょう。