リビングでくつろいでいたり、庭仕事をしていたり、道路沿いの家は思っている以上に生活が外から筒抜け状態です。
そうすると外からの視線が気になって、心からくつろげる空間であるはずの家での生活が苦痛に感じてしまうかもしれません。
そこで今回は、道路沿いの家を自然に目隠しする方法をご紹介します。
□道路沿いの家でも自然に人目をシャットアウト!
最もシンプルな方法だと、塀やフェンスの設置が効果的です。
高さは1.8メートル以上を確保しましょう。
塀だけだと少し重苦しく感じるため、下をブロックで上をフェンスにするのがおすすめです。
予算を抑えたいのであれば、スクリーンとして樹脂フェンスを単独で設置しても良いですね。
ただこの方法だと、横からの視線に対しては目隠しとしての役割を果たせません。
そのような場合には、植栽やアクセントを使うと自然に人目をシャットアウトできるはずです。
緑のおかげで優しい印象になり、圧迫感の解消にもつながります。
リビング側の窓に、思い切ってガーデンルームを設置してみても良いかもしれません。
ガラス部分をマット調にできるので、光を取り入れつつも人目をシャットアウトしてくれます。
ただそれなりのスペースが必要になることに注意が必要です。
□目隠しをする前に気をつけておきたいポイントとは?
家に目隠しを施す前に、注意しておいていただきたいことがあります。
それは以下の3つのポイントです。
・目隠しの高さ
・採光や通気性
・外観のバランス
それぞれ見ていきましょう。
1つ目は、目隠しの高さです。
人目が気になるからといって、闇雲に高い目隠しを設置するのはかえって良くありません。
日本人の平均身長はそこまで高くありませんから、大体150センチメートルから190センチメートルくらいの高さがあれば十分のはずです。
あまりに高くても採光や通気性が悪くなってしまうので、注意しましょう。
2つ目は、採光や通気性を考えることです。
目隠しの高さだけでなく、目隠し自体の素材や形状についても配慮しましょう。
例えばフェンスでは、厚手で隙間もほとんどないようなものより、擦りガラス調のものの方が採光は良くなります。
フェンスだけでも様々なタイプがあるので、色々見て検討してみると良いでしょう。
3つ目は、外観のバランスに気をつけることです。
家の外観や庭の雰囲気と合わせた方が、目立たずに目隠しすることが叶います。
統一感が出るとおしゃれさもアップしますから、デザインや雰囲気とチグハグにならないよう気をつけましょう。
□まとめ
今回は、家が道路沿いの方に向けて目隠しの方法をご紹介しました。
目隠しを設置する際は、高さや素材、形状、外観とのバランスに気をつけて、なるべく目隠しが目立たないように注意しましょう。
塀やフェンスだけでなく、植栽とも合わせるのがおすすめです。