ナチュラルで暖かみのある雰囲気が魅力のウッドデッキですが、天然木だとメンテナンスが必要なので敬遠してしまいますよね。
そんな方におすすめなのが、樹脂製のウッドデッキです。
天然木のようにささくれができにくいので、小さいお子様がいても安心して利用できます。
今回は、樹脂製のウッドデッキについてご紹介します。
□そもそも樹脂製のウッドデッキってどんなもの?
樹脂製というのは樹脂木のことを指し、つまりは人工的な木材のことです。
天然木を粉末状にした木粉とポリプロピレンと呼ばれる樹脂素材を混ぜ合わせ、高温高圧で押し出すことで作られています。
人工木だからといって、木独特の手触りや質感、香りを感じられないというわけではありません。
何も知らずに見れば、天然木のウッドデッキのように見えるくらいに風合いがあります。
□樹脂製のウッドデッキの魅力と注意点をご紹介!
*樹脂製ウッドデッキの魅力
樹脂製ウッドデッキの最大の魅力は、メンテナンスが楽であることです。
耐久性が高く、経年劣化しにくいだけでなく、湿気や日焼けで塗装が禿げたり、変色したりすることもありません。
また、天然木と違ってプラスチックが混ざっているので、シロアリが寄り付くこともありません。
天然木であればメンテナンスが必要になりますが、樹脂製のウッドデッキは必要ないのが最大の魅力です。
また、天然木のようなささくれができにくいのも魅力の1つです。
特に小さなお子様がいるご家庭では、安全性が高いと安心ですよね。
もし汚れてしまってもデッキブラシでゴシゴシと擦れるので、簡単にお掃除できます。
*樹脂製ウッドデッキの注意点
樹脂製ウッドデッキに使用されているプラスチックは、熱を吸収・保持しやすいという特徴があります。
そのため、季節や日照り具合によっては裸足で歩けないくらいに熱くなるかもしれません。
日当たりの良い場所に設置する場合には、遮熱効果のある塗料を施したウッドデッキを選ぶなど、工夫が必要なことにご注意ください。
布を敷いたり、テラス屋根を設置したりしても良いですね。
また、DIYで色の塗り替えができないことにも注意する必要があります。
ひび割れができてしまうこともありますので、どうしても塗り替えたい場合にはプロの業者に依頼しましょう。
□まとめ
今回は、樹脂製ウッドデッキについて解説しました。
樹脂製ウッドデッキは人工木ではありますが、天然木のような風合いをほぼメンテナンスフリーで楽しむことができます。
ただ、熱を吸収しやすいことには注意しましょう。